受け継がれゆくレトロの湯-「源湯」

心から癒されるレトロの湯

なんだかどこかで見たことある気がする…レトロな雰囲気の銭湯だ。
いつからここにあるんだろう?内装はどんな感じだろう。

 どこか懐かしい雰囲気を感じさせる銭湯が、北野白梅町から徒歩10分の場所にあった。

源湯の紹介

源湯は嵐電北野線北野白梅町駅から徒歩10分の場所にある。


創業はなんと昭和3(1928)年!


2019年に「ゆとなみ社」が運営を引き継ぎ。


2022年に映画化された小説「四畳半タイムマシンブルース」の聖地にもなっている!

お風呂は毎日朝からスタッフの方々が掃除をされているようです!
取材した日はたまたま立命館銭湯サークルさんがお手伝いに来ていました!
おかげで浴室もいつもよりピカピカに!

銭湯の魅力

 銭湯は、元々は家にお風呂が無い頃に、衛生を保つ場として活用されてきた歴史がある。銭湯にはきれいなお風呂と癒しの湯があるだけの場所ではなく、コミュニティが広がる場としての魅力も持ち合わせているのだと店長の中村さんは語る。

レトロな「くつろぎスペース」
見知らぬ誰かと出会って
コミュニティの輪が出来るかも

銭湯は全然知らない常連さんや、異なる世代の人たちとの
出会いの場所となっているのだとか!

SNSは趣味や世代が同じくらいな人とのマッチングを可能にさせたかもしれない。
けれども、地域の人々や異なる世代の人といった、ある意味で「日常の外」にいる人と繋がれる場所というのは
やはり少なくなってきているのではないだろうか。

「銭湯でよく見かける人や、知らない人が実は優しい人だった!」
という様な発見も楽しみの一つだと利用者さんは語る。

疲れたらたまに行って、きれいなお風呂に入れて、全く知らない誰かと仲良くなるチャンスもある!
そんな場所にワンコインで行けるのは間違いなく魅力的ですよね!

 他にも、源湯には銭湯以外の楽しみが沢山そろっている!

 例えば、1時間ごとに子供に番台体験をしてもらう「キッズ番台」や、くつろぎスペースで行われるライブや縁日といったイベントの他に、古着や古本などを売っている「あきよし堂」という複合施設もあるのだとか!

 良いお湯だけじゃなく、地域の人たちと盛り上がれたり若い人々が惹きつけれたりするようなイベントが沢山あるんですね!

面白いグッズとかないかな?

源湯イチオシのグッズたち

1枚目の商品は「皆様石鹸」
付属の旅ふろカードはコレクションして楽しめるみたいですよ!

2枚目の商品は「明日も有ります&明日は休みますキーホルダー」
番台にある看板のキーホルダーで、語呂がよくて人気なんだとか。

3枚目の商品は「消さないステッカー」
運営のゆとなみ社が掲げる志である「銭湯を日本から消さない」がプリントされたシール。

近年、日本から減りつつある銭湯ですが、それを守っていきたいという思いが込められているのだとか。

 世代を超えて愛される銭湯ですが、みんなで守っていく必要があるようです。

 周りの人との関係が希薄になる今の時代だからこそ、みんなで銭湯に癒されに行きたいですね。

記事を書くにあたって協力してくださった店長の中村さんと番台に立たれる伸左衛門さん

「入りに来てね~いいお湯沸かしてます」

 交通アクセス
 最寄駅
・嵐電北野白梅町駅(徒歩10分)
 最寄り停留所
・市バス・京都バス大将軍(徒歩2分)

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北野白梅町駅

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