「京都」の地名の由来とは?

「京」と「都」どちらも「みやこ」という意味があります。なぜ同義語が二つ並んでいるのか?

桓武天皇が長岡京へ遷都したことで「京(みやこ)は1つ」といった考えが定着したことがきっかけとなったそうです。

それまでの「京」

長岡京に遷都する前、京は複数あったのです。
例えば、平城京や難波京、滋賀の紫香楽宮(しがらきのみや)と3か所も京が存在していたのです。
しかし、天皇がお住まいになられる「皇都」は1つしかなく、「京」と「都」の微妙な差が生まれたのです。

そこで長岡京遷都と同時に「京」と「都」を1つ統合し、平安京遷都にも受け継がれ、「京都」という一般名詞が誕生したのです。

それから…

この時点での「京都」は首都といった意味でした。
しかし平安京が桓武天皇以来、「不動の首都」

つまり定都として都市を形成したため、「京都」が固有名詞へとなったそうです。

「みやこ」の字が重なり、京都という地名ができました。地名には様々な意味があるのかも!?あなたの町の地名も調べてみては!?
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制作:2021年度制作班

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