「今年秋あった??」
一気に冷え込んできたけど、今年は紅葉を見に行きたいな。
嵐電「妙心寺駅」から徒歩約10分、今日は退蔵院の紅葉を見に行ってみよう。

妙心寺 退蔵院の紹介

妙心寺退蔵院は嵐電北野線妙心寺駅下車徒歩約10分に位置する妙心寺の塔頭のひとつ。

「退蔵」という言葉には、「価値あるものをしまっておく」という意味がある。つまり、陰徳(人に知られないようにして良い行いをする)を積み重ねそれを前面に打ち出すのではなく、内に秘めながら布教していくということを示している(退蔵院公式ホームページより引用)

四季に応じて様々な植物を楽しめるだけでなく、国宝「瓢鮎図(ひょうねんず)」を所有することでも有名。

今回取材に応じていただいたのは退蔵院副住職の松山大耕さん!東京大学大学院出身で退蔵院副住職と並行し
観光庁Visit Japan大使など、世界各国で宗教の垣根を超えた日本文化の発信・交流を行っている方です。

なんと今回は…貴重な時間をいただけたので、退蔵院の紅葉の魅力、そして紅葉シーズン後のおすすめ来訪時期について直接教えていただきます!

どんな種類の紅葉が見られる?

 退蔵院ではカエデ、モミジ、ドウダンツツジ、桜、カキの紅葉が見られるそうです!柿って紅葉あったんですね!

2023年の紅葉はいつごろまで見られる?

 もみじは日光の当たる場所から徐々に赤く変化していくためその過程も含めて長く楽しむことができます。
2023年は12月中旬ごろまで紅葉を楽しむことができるそうです。

色づき始める紅葉(11月16日撮影)

おすすめの来訪時間は?退蔵院が空いている時間は?

 最優先なのは天気!紅葉は晴れている日がオススメ!
 紅葉を楽しむ際には光の当たり方がとても重要となってきます。
 特に、朝・夕方の波長の長い光が差し込む時間帯は特に紅葉がきれいに見えるとか!

 お客さんは12~14時頃に特に多くなるので、15時ごろだと人が少なく、快適に楽しめるそうです!

退蔵院の紅葉の特長は?

 邸内には枯山水庭園があり、枯山水庭園は常緑なため、紅葉とのコントラストを楽しむことができます。
 そして、余香苑と呼ばれる池泉回遊式庭園は水が流れる奥行きのある庭となっており、紅葉を含めた色彩のある一枚絵の
 ような景色を見ることができます。おすすめの撮影スポットは藤棚のあたりです!

藤棚近くから撮影した余香園と松山大耕副住職

また、「茶席 大休庵」では抹茶と茶菓を頂きながら庭園を楽しむことができます

紅葉シーズン後のおすすめ来訪時期は?

紅葉の時期以外だと、桜の時期がおすすめです。満開の大きな紅しだれ桜を見ることができます!
そして、紅葉や桜をはじめとした色づく植物を見ることはできませんが、大掃除によって庭園が一番整えられた
状態となる正月三が日がおすすめだと教えていただきました。

庭園が一番整えられた状態なのは年末大掃除後の正月三が日であることは初めて知りました! 来年の正月は一番きれいな状態の庭園を見に退蔵院へ行ってみようかな

紅葉をはじめとして訪れる時期によって様々な景色を楽しませてくれる退蔵院
ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか


ご利用案内
拝観料金
・一般:600円
・小中学生:300円
拝観時間
・9時から17時

抹茶
一服:500円(2024年1月からは一服:700円)

ウェブサイト
http://www.taizoin.com/

交通アクセス
最寄り駅
・嵐電北野線妙心寺駅
・JR嵯峨野線花園駅
最寄り停留所
・京都市バス妙心寺前

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