いつからあるの?渡月橋

渡月橋(とげつきょう)は、嵯峨野と嵐山の間を流れる桂川に架かる橋です。

京都の観光地としても有名で、
嵐山といえば渡月橋の風景をイメージする人がほとんどなのでは!?

そんな渡月橋の歴史について触れていきたいと思います。

渡月橋について

桂川に架かる橋で、全長155m、幅12.2mの橋であり、嵐山の風景を象徴するものである。

渡月橋の歴史

いつ頃から架けられた橋なのか、大きく分けて二つの説がある。

①836年(承和3年)説
弘法大師の弟子である、僧の道昌(どうしょう)が、大堰川(おおいがわ)の修築の際に架けたという説

②768~842年説
嵯峨野天皇の行幸の際に架けられたという説である。
嵯峨野天皇の生没年は768年から842年までのため、その間に架けられたというものである。

名前の由来

平安初期の874年に橋の南側にあった葛井寺が法輪寺と改称されてから「法輪寺橋」と呼ばれていたそうである。

現在の「渡月橋」と呼ばれるようになったのは、
亀山上皇(1249~1305)が丹朱(たんしゅ)を塗った美しい橋が水に映る姿に見惚れ、
「満月の渡るに似ている」として名付けたのが一般的であるらしい。

また、夢窓疎石(むそうそせき)が1345年に天龍寺を創建した際「度月橋」としたのが渡月橋の始まりとする説もある。

また、現在の橋は1934年(昭和9年)に作られました。実はこの渡月橋、木造ではなく鉄筋コンクリート造りで、ヒノキ板で化粧をしているため度重なる災害にも流されないでいるのです!

制作班が訪れた際も、少し工事を行っていて、川の中に重機が入っているのを初めて目撃しました…!

アクセス
嵐電「嵐山」駅下車、徒歩2分
阪急「嵐山」駅下車、徒歩8分
JR「嵯峨嵐山」駅下車、徒歩11分

渡月橋へ行ってみよう!
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制作:2022年度制作班

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